いっそ書店で暮らしたい。

コミックから小説、洋書まで、読み終えた本たちへの思い、読書感想文を綴っていきます。

小説「文豪短篇傑作選BUNGO」

日本には文豪と呼ばれる方々がたくさんいらっしゃいます。そんな文豪たちの短篇を集めた一冊がこちら。

 

~収録作品~

森鴎外高瀬舟

谷崎潤一郎:富美子の足

芥川龍之介:魔術

宮沢賢治注文の多い料理店

梶井基次郎:檸檬

岡本かの子:鮨

太宰治:黄金風景、グッド・バイ

林芙美子:幸福の彼方

永井荷風:人妻

坂口安吾:握った手

三浦哲郎:乳房

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小説「ダ・ヴィンチ・コード上」ダン・ブラウン

 

ちょっと前(結構前?)に話題になっていたダ・ヴィンチ・コードを読んでいます。ひとまず上巻を読み終えたので、覚え書き。

 

〜あらすじ〜

ルーヴル美術館長が死体で発見される。その夜館長と会う約束になっていたハーヴァード大教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められた。その死体は、ダ・ヴィンチの最も有名な素描を模した形で横たわっていた……

小説「うそうそ」畠中恵

 

このゴールデンウィークは読書三昧でした。時間を気にせず好きなだけ文字を追える幸せ!まさに至福です。そんな中の読了本は畠中恵さんのしゃばけシリーズより「うそうそ」。

 

~あらすじ~

日本橋の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいた。その上、病だけでは足りず頭に怪我まで負ったため、主に大甘の二人の手代、兄・松之助と箱根へ湯治に行くことに!初めての旅に張り切る若だんなだったが、誘拐事件、天狗の襲撃、謎の少女の出現と、旅の雲行きはどんどん怪しくなっていき…。

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小説「闇の守り人」上橋菜穂子

上橋菜穂子さんの精霊の守り人シリーズ第2巻「闇の守り人」読了しました。
 
~あらすじ~
女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは―。

洋書「MARCEL AND THE MONA LIZA」

今回の英語多読は、PENGUIN READERSさんより「MARCEL AND THE MONA LIZA」。

 

あらすじ

ネズミの探偵(刑事?)Marcelは、ルーブル美術館に暮らしているネズミCelineに会いに行きます。彼女と楽しく過ごした帰り道、モナリザを盗もうとしている怪しい男を目撃します。男の鞄に忍び込んだMarcelは数々の困難を潜り抜けて、無事、モナリザを取り戻したのでした。(YL0.8/語数900)

 

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小説「精霊の守り人」上橋菜穂子

 

 

上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」読了しました。

 

あらすじ

30歳の女用心棒バルサを主人公に、人の世界と精霊の世界を描いたハイファンタジー。100年に一度卵を産む精霊〈水の守り手ニュンガ・ロ・イム〉に卵を産みつけられ、〈精霊の守り人〉としての運命を背負わされた新ヨゴ皇国の第二王子チャグム。母妃からチャグムを託された女用心棒バルサは、チャグムに憑いたモノを疎ましく思う父王と、チャグムの身体の中にある卵を食らおうと狙う幻獣ラルンガ、ふたつの死の手から彼を守って逃げることになるのだが・・・

 

最近ファンタジーを読みたい熱が高まっていて、大人が読んでも楽しいファンタジーが読みたい!と思って読みましたが、大正解でした!

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